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ディープ神戸

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神戸について掘り下げた投稿をまとめています。あなたの知らないKOBEが見つかるかも
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記事一覧

老舗の宝庫 長田神社界隈

 客が老舗をつくるのでしょうか? それとも客を育てるのが老舗なのでしょうか?   神戸の街の商店街を見渡すと、ひときわ目立つ商店街があります。長田神社前商店街。2018年の調査ですが、その7割が創業50年を超える老舗が占めます。100年を超える店舗もなんと5軒を数えます。  神社に集う参拝客が多いというのもロングセラーの要因ではあるようですが、それだけではないようです。ド・ローカルが長寿経営の秘訣を探ります。 老舗番付横綱は創業140年以上の「ういろや」 ちなみに商店街には

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和田岬線ブルース㊦

 こんにちはド・ローカルです。前回に引き続き、神戸市兵庫区の和田岬線の徹底研究を始めます。  和田岬線沿線の地図をよく見ると、兵庫駅から出た線路の一部が50メートルほど進んだ後、「川崎重工業兵庫工場」(兵庫区和田山通2)の中に分岐しています。阪神甲子園球場5~6個分(約22万平方メートル)の広大な敷地内=写真㊤=では、同線から延びる専用線=写真㊦=がいくつにも分かれ、新車両がデビューを待ちます。納車の際、機関車にけん引されて和田岬線を進んだ後、山陽本線を使って全国へ輸送されま

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和田岬線ブルース㊤

 JR兵庫―和田岬間を結ぶ、わずか2・7キロの和田岬線。車両のレトロさや、たどってきた歴史、さらには、沿線にある川崎重工業兵庫工場(神戸市兵庫区和田山通2)で生産される新車両のデビュー路線として、全国の「乗り鉄」「撮り鉄」たちの心を捉えてやみません。ド・ローカルが2回に分け、その魅力を徹底研究します。 唯一のスカイブルー103系 今も現役 JR西日本などによると、和田岬線に使用されている車両「103系」は、旧国鉄時代に製造されたものです。最盛期には、都市部を中心に全国で3千

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ジャズの似合う街、KOBE

神戸とジャズの関係は古く、日本のジャズ発祥の地とされています。街中でジャズの演奏と出合う機会も少なくありません。そんなジャズの流れる街、神戸を播州人3号が紹介します。 1923(大正12)年4月、神戸市内のホテルでプロバンドのジャズが国内で初めて演奏され、その後、ジャズはミナト神戸の文化として根付きました。 4月4日は「神戸ジャズの日」です。こんな意味が込められています。 「4ビート」に合わせ 4月4日は「神戸ジャズの日」 推進協制定 発祥の地アピールジャズの生演奏が聴け

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門出の季節に、迫力満点の船の旅立ちを集めました

春は旅立ちの季節です。何かふさわしい記事がないかと探していたところ、進水式が目にとまりました。大海原への門出を、盛大で、迫力ある写真とともに播州人3号がお伝えします。 紙面には潜水艦の進水式がたびたび登場します。 それには理由があります。 潜水艦の建造を神戸が一手に引き受けるからです。 川重、神戸で建造 潜水艦「とうりゅう」進水 海自、21年に配備名前は兵庫県内の名勝にちなんで付けられています。 記事にある通り、潜水艦は川崎重工業神戸工場と三菱重工業神戸造船所が建造し、交

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ロープウエー行き交う街、神戸

神戸でよく目にするものの一つにロープウエーがあります。都市部に近い山上に観光施設が多いからでしょうか。六甲山系に複数の路線があり、車窓にはそれぞれ異なる眺望が広がります。そんな神戸のロープウエーを播州人3号が紹介します。 まずは神戸布引ロープウェイです。山陽新幹線「新神戸駅」近くから布引ハーブ園までの約1・5キロを結びます。高低差は330メートル。車窓から神戸の街並みが一望できます。  「新神戸ロープウェー」として親しまれてきましたが、2010年、布引ハーブ園とともに神戸

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神戸はじめて物語 こんなものが日本初!

 海と山に囲まれた港都・神戸は、明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。神戸で生まれた日本発祥を調べてみると、その数はなんと約70にも上ります。  その中で、今回は「えっ! こんなものが」「へぇ~ そうなんだ」と、思わず声を上げたくなるような日本初を、ド・ローカルが主観たっぷりに3つ厳選してみました。 ①【花時計】愛されて65年 植え替え500回以上 4年前、神戸市役所北側から南側の東遊

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新しい「主役」はシャチ!? リニューアルされる神戸・須磨海浜水族園

「スマスイ」の愛称で親しまれる「神戸市立須磨海浜水族園」が、老朽化に伴いリニューアルされます。計画の提案から整備、運営までを企業などが担う完全民営化です。2024年春のグランドオープン予定で、「海の王者」シャチが新たに登場し、全室オーシャンビューのホテルが建設されるなど西日本最大級の水族館を目指します。変革期に立つスマスイの歴史と今後について播州人3号が紹介します。 正式名称は水族館ではなく、水族園です。 神戸市須磨区の須磨海浜公園の一角にあり、関西有数の人気を誇る須磨海水

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山の向こうに広がるニュータウン、須磨・妙法寺駅界わい

六甲山系の山々と海の間に街が広がる印象の強い神戸ですが、山の北側にも大規模な住宅地が点在します。「山、海へ行く」とも言われ、高度経済成長期に山林を切り崩して誕生したニュータウンです。神戸市須磨区にある地下鉄妙法寺駅周辺の魅力を、播州人3号がお伝えします。 きっかけは販売店の所長さんとの会話でした。 「私の担当する妙法寺にもいいところがいっぱいありますよ」 絶好のお題をいただき、さっそく過去記事をまとめてみました。 神戸市西部の須磨区や西区は今では想像もつきませんが、元々広

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ミナト神戸と六甲山系、ときどき潜水艦―。編集フロアから見えるもの

神戸新聞神戸本社は神戸港に近い神戸ハーバーランドにあります。神戸市街などを一望できるロケーションを生かし、本社ビルから撮影した写真が紙面を飾ることも少なくありません。そこからどんな景色が見えるのか―。播州人3号が紙面に掲載された写真や記事で紹介します。 神戸新聞社はJR神戸駅から歩いて約10分のところにあります。大型商業施設「umie(ウミエ)」や「神戸アンパンマンこどもミュージアム」に近く、家族連れや観光客らで賑わうエリアです。 最寄りの神戸駅はJR主要駅の一つですが、

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神戸で出合うドイツ語の店

播州人3号です。神戸の催しの名前にイタリア語が多いことについて先日紹介しました。国際都市・神戸と外国語との関係を探る第2弾として、今回はドイツ語の名前のついたカフェを取り上げます。 「神戸ルミナリエ」など、神戸に多いイタリア語の催しの投稿はこちら まずは神戸観光の流れをつくったといっても過言ではない「フロインドリーブ(FREUNDLIEB)」です。 新神戸駅に近い教会を改装したカフェが観光客らでにぎわっています。 パン屋さん 新名所 神戸に誕生 教会 変身 礼拝堂はカフ

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なぜか神戸に多い、イタリア語の催し3選

神戸で開かれる催しの名称にイタリア語が目立ちます。姉妹都市などと関係があるのかと思っていましたが、そうでもないようです。播州人3号が3つのイタリア語行事を紹介します。 まずは神戸の年末の風物、神戸ルミナリエです。 あの光を特別な思いで見つめる人に何度も出会いました。 始まったのは阪神・淡路大震災のあった1995年。復興に歩む被災地を勇気づける願いが込められていました。 イタリアから光の贈り物 神戸旧居留地全国に知られる神戸の催しとなっていますが、もとはイタリアの伝統芸術で

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ビーチサンダル、クリスマス飾りに鉄筋校舎も。意外と知られていない神戸発のもの

港を通じて世界に開かれた神戸は、海外の文化が最初に上陸したことでも知られています。コーヒー、ゴルフ、映画、ジャズ、洋菓子などが神戸発祥とされていますが、それだけではありません。意外と知られていない神戸発のものを播州人3号が集めました。 ビーチサンダル発祥の地PRへ 長田区とメーカー協定  世界で初めてビーチサンダルが製造された「ビーサン発祥の地」としてまちをPRしようと、長田区は、唯一の国産メーカー「TSUKUMO(ツクモ)」(東京)と事業連携協定を結んだ。同社は、阪神・

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東大に一番近い進学校「灘校」誕生秘話

 こんにちはド・ローカルです。兵庫を語る上で、この学校に触れないわけにはいきません。日本屈指の進学校。そう、灘中、灘高校(神戸市東灘区魚崎北町8)です。2021年の東大合格者は97人を誇ります。政財界に多くのエリートを輩出するこの学校は、いったいどのように生まれ、日本最強の進学校になっていったのか。学び舎(や)の軌跡をたどってみました。(文中敬称略) ①独自の柔道場 全生徒が「マイ柔道着」  校門をくぐってすぐ、3階建ての白亜の建物が目に入った。元気のいい掛け声とともに、

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