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ディープ神戸

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神戸について掘り下げた投稿をまとめています。あなたの知らないKOBEが見つかるかも
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#六甲山

歴史と風格漂う兵庫のゴルフ場

 サッカー、ジャズ、豚まん―。神戸港開港以来、「日本初」とされる多くのものが神戸から国内に広がりました。ゴルフもその一つ、英国人貿易商グルームによって、1903(明治36)年に六甲山に設立された「神戸ゴルフ倶楽部」が最初とされています。1932(昭和7)年に改築されたクラブハウスは建築家ヴォーリズの設計。瀟洒(しょうしゃ)な、れんが色の建物が緑に映え、昔、外国人が愛した「クラブライフ」が、そこかしこに息づいています。  こんにちはド・ローカルです。私も熱狂的なゴルファーです。

ミナト神戸と六甲山系、ときどき潜水艦―。編集フロアから見えるもの

神戸新聞神戸本社は神戸港に近い神戸ハーバーランドにあります。神戸市街などを一望できるロケーションを生かし、本社ビルから撮影した写真が紙面を飾ることも少なくありません。そこからどんな景色が見えるのか―。播州人3号が紙面に掲載された写真や記事で紹介します。 神戸新聞社はJR神戸駅から歩いて約10分のところにあります。大型商業施設「umie(ウミエ)」や「神戸アンパンマンこどもミュージアム」に近く、家族連れや観光客らで賑わうエリアです。 最寄りの神戸駅はJR主要駅の一つですが、

神戸の街に溶け込む伝説の坂道、階段

こんにちはド・ローカルです。神戸は方向音痴(ち)の方にも優しい街と言われています。六甲連山が東西に〝鎮座〟しているため、海を見れば南方向、山を見れば北方向とすぐに分かります。 明治期以来、港都として発展してきた神戸ですが、市南部は山と海の距離が短く、住宅開発には苦労を重ねてきました。今でも語り継がれる言葉があります。「山、海へ行く」。山を削って住宅地をつくり、海を埋め立てる、という神戸市の開発行政を象徴するキャッチフレーズです。 この開発により、六甲山の麓から

これぞ神戸の夜景、とにかく美しい写真10枚

「1000万ドルの夜景」で知られる神戸には、夜の眺望スポットがあちこちにあります。海と山とが近接し、その間にビルや住宅が立ち並ぶ地形が日本有数の夜景を生み出しています。神戸が誇る夜の眺めの写真を播州人3号が選びました。 まずは定番の六甲山から望む街の明かりです。 ドローンを使った連載の1回として掲載されました。 <空からイチオシ>(5) 六甲枝垂れ(神戸市灘区) 夜の山上彩る「鳥の巣」 撮影=大森 武、辰巳直之  「鳥の巣みたい」「中に何があるの」。芸術作品を思わせる